デザイン Kota Naito / 2017.09.04

緑色が与える22の効果・特徴を知って配色を考えよう

光は私たちが生きていくうえで必要不可欠なエネルギーです。光のない世界では植物は育たず、それを食べて暮らす動物もまた生きていくことができません。太陽の光は地球に生きる数多くの生命を支えており、私たちの健康を育んでくれています。特に日本人に不足しがちだと言われるビタミンDも、日光を浴びることで簡単に生成されるのです。
その太陽の光から成り立つ「色」は、波長の長さの違いで異なった特徴の色味を生み、それぞれの色は、私たち人間の心と体に異なる影響を与えています。
今回は無限に広がる色の中で、もっとも自然を連想させる色である緑色の効果について紹介したいと思います。

ブラックフライア・ブリッジの緑色は「感情にバランスをもたらす」

緑色の波長は赤のように長くも、青のように短くもない中間の波長です。虹の中間の色が緑色なのもこのためです。赤と青の間に入りバランスをとる色であるように、人の感情にもバランスをもたらすと言われています。
中世の時代、自殺の名所だったロンドンのテムズ川に架かるブラックフライア・ブリッジは黒く塗られていたそうですが、橋を緑に塗りかえてからは、自殺者が3分の1にまで減少したそうです。

自然の緑色は「安らぎを与える」

田舎に帰省し、窓の外に広がる野山をぼーっと眺めているだけで、心が落ち着くように、緑色には安らぎを与えてくれる効果があります。山火事や、戦争などで焼け野原となった土地を私たち人間は過去に何度も見てきています。だからこそ、その地に草木花が生い茂る風景は、それだけで平和や平穏、安心を与えてくれるのです。

エコロジーの緑色は「再生と回復の象徴」

秋に色づき、冬に枯れていった草木は、春に新緑の葉を付けて生まれ変わります。このごく当たり前の何万年も繰り返されてきた自然のプロセスから、私たちは緑色に「再生と回復」のイメージを抱くのです。環境への配慮をうたう、数多くあるエコロジーマークのほとんどが緑色で作られているのもこのためだと思われます。

牧歌的な絵の緑色は「生命に対する安全を表す」

「我々は特定の種類の美(牧歌的な風景のような美)を生活の中で必要とするように進化を遂げてきた。それは、こうした風景に引き寄せられることが、種として生き残ることに役立ったからだ」 哲学者デニス・ダットン

哲学者デニス・ダットンは、多くの人たちが牧歌的な絵を「美しい」と感じる訳をこのように説明しています。
牧歌的な風景には、水や木々、小動物や小道などが描かれています。水に食べ物、そして、捕食者から身を隠すことのできる木々のある環境というのは、私たち人間にとって理想的なのです。この絵から木々を無くすと、たちまちこの地を安全な環境とは判断できなくなります。私たち人間は牧歌的な絵に描かれる緑色から、その地に住み、暮らしていくことができるという安全を感じ取っているのです。

ヘルスケア商品の緑色は「フレッシュな印象を与える」

春の新芽や若葉を連想させる緑色は、新しいことをスタートさせるワクワク感や、フレッシュな気持ちを想像させます。また先ほど説明したように、緑色には生命に対する安全を表す効果もあります。そのため、ヘルスケア商品や洗面用品などのパッケージには、よりフレッシュな印象を与えてくれる、明るい緑色であるミントグリーンが使われることが多いのです。

緑色が与える22の効果・特徴まとめ

緑色が与えてくれる効果をまとめると下記のようになります。

  1. リラックス効果を与える
  2. ストレスを和らげる効果を与える
  3. フレッシュな印象を与える
  4. おだやかな印象を与える
  5. さわやかな印象を与える
  6. 安らぎを与える
  7. 平穏を与える
  8. 調和をもたらす
  9. バランスをもたらす
  10. 安心をもたらす
  11. 再生を連想させる
  12. 回復を連想させる
  13. 安全を連想させる
  14. 成長を連想させる
  15. 繁栄を連想させる
  16. 平和を連想させる
  17. エコロジーを連想させる
  18. 環境を連想させる
  19. 苦みを連想させる
  20. 健康を連想させる
  21. 幸福を連想させる
  22. 未熟さを連想させる

何も考えずに好き嫌いで色を選ぶことも良いと思いますが、色が持つ印象・効果を知ったうえで配色を考えれば、あなたの会社の商品やサービスが、もしかしたら今まで以上に多く売れるかもしれません。色にはそれだけ力が秘められているのです。ボタンの色一つでコンバージョン率が10%も改善された、といった例が多くあるように、色選び・配色は、ホームページの成功、ビジネスの成功に結び付く、重要な要素の一つであることを覚えておいていただきたいと思います。

kota naito

内藤 康太クリエイティブディレクター / フィット代表

2008年にWEBデザイナーとして独立し、フリーとして活動。その後、WEBディレクターとして一部上場企業とベンチャー企業で経験を積み、2016年から再びフリーのクリエイティブディレクターとして活動。 現在は、関東圏内で企業のWEBコンサルティング、WEB制作、コンテンツマーケティング支援、SEO対策を行っています。

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